愛車アクアの悲鳴も無視してひたすら走りに走っているうちに一体自分が何を目指しているのか分からなくなりました。気がついたら襟裳に到着。船越英一郎が現れそうだ。月並な台詞で申し訳ありません。こうなったら次は足摺岬でしょうか。
東に移動して今度は国後島が見えてきました。手を振ったら対岸から振り返してくれるのではというこの近さ。
これが安部譲二もくぐった門。中では酪農や畑作が行われていると聞きました。そろそろ凍てつく土も緩む頃でしょう。
宗谷岬からお送りしております。海の向こうには樺太半島 タローとジローが駆けてきそうだ
第何シリーズかで黒板五郎さんが西新宿の親父の唄をくちずさんでいました。やるなら今しかねえ。ということで、(続く)
人間には燃え尽きる人間とそうでない人間といつか燃え尽きたいと望み続ける人間の3つのタイプがある。望み続け、しかしいつかはやって来ない。カシアス内藤を追う旅路の果てに沢木耕太郎がたどり着いた境地です。こんな恐ろしい言葉があ […]
ここは嘆きの壁。隙間に願い事を書いた紙を挟んでおくと御加護があると聞きました。しかしいまだ音沙汰がありません。うっかり日本語で書いたのがいけなかったのかとも考えましたが願いの深刻さでトリアージされたのでしょう。天は自ら助 […]
イランを案内してくれたガイドさん。穏やかな笑みとは裏腹に洋服の下には戦地で負った傷跡が生々しく残っています。体の傷は痛みが去れば忘れる時が来るかもしれませんが、心の傷を忘れるなどということはないはず。
ここからは本当に香港での話です。一人旅を持て余し途中から日本人の観光ツアーに混ぜてもらいました。ツアーといえば土産屋 有無を言わせず連れて行かれた店の一押しアイテムはなんと枕。何が悲しゅうて香港くんだりまで来て枕を、と思 […]
前門の虎後門の狼ということで写真は事務所のドア横に下がっている織物です。これは香港の路地裏の古物商から購入し当時の円相場でもベンツ1台分の値段が、というのは嘘で自宅の物置に何十年と閉じ込められていたものを何だか気の毒にな […]